TOPICS ARCHIVE

2019年

【12月のCAFÉ】

 

六本木の「イデーカフェ・パルク」

東京ミッドタウン3階にある家具・雑貨ショップIDÉE。天井の高い開放的な空間に、ゆったりと配置された家具や豊富な雑貨。我が家のインテリアの半分以上はここのものです。店内奥に併設されたカフェは、開放的なテラス席が30ほどあり、ミッドタウンを見下ろしながら、軽食やドリンクが楽しめて、私のお気に入り。TEL:03-5413-3455

【12月の蕎麦屋】

神田錦町の老舗蕎麦「更科」

神田といえば、蕎麦の老舗が並んでいますが、ここは色白、細めの正統派の更科蕎麦。つなぎ粉は強力粉で、蕎麦粉八につなぎ二の割合で、コシがあり食べ応え充分。つゆが濃くて甘いのも特徴。メニューも豊富で天ぷらも美味、サクッとした食感が人気です。そば湯は濁りとトロミが少なめで、おいしく頂けます。年越し蕎麦にいかが。TEL:03-3294- 3669

[12月のCINÉMA]


是枝裕和監督の最新作「真実」

パリを舞台に繰り広げられる物語。大女優の『真実』という自伝本の出版祝いに集まった家族は、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることに。母親役にカトリーヌ・ドヌーブ、娘役にジュリエット・ビノシュ。「シェルブールの雨傘」のドヌーブや、「トリコロール青の愛」のビノシュはもういなかったけれど、いい歳のとり方を。全編フランス語。


[12月のBOOK]


「マチネの終わりに」 平野啓一郎著 文春文庫

芥川賞作家の話題の恋愛小説の文庫化。天才クラッシックギタリスト薪野聡史と、国際ジャーナリスト小峰洋子との恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれています。第2回渡辺淳一賞も受賞。福山雅治、石田ゆり子共演で、この秋映画化も実現。2019年6月10日刊。850円。


【11月のCAFÉ】

★紅葉を愛でながら、
 お抹茶を
 

小石川後楽園内の「びいどろ茶寮」

飯田橋徒歩3分。水戸家由来の小石川後楽園内の歴史ある涵徳亭(かんとくてい)が、令和元年6月リニューアルオープン。その食事処「びいどろ茶寮」で、庭の景色を眺めながら、抹茶と季節の和菓子が楽しめるようになりました。もちろん和定食も。これからは紅葉が素晴らしいお庭を散策した後に、ぜひ一休みを。TEL:03-3811-3015。



井の頭公園そばの茶席「万亭」

井の頭公園入口そばの、閑静な住宅街の隠れ家的な茶席。一見、普通の一軒家ですが、中には風情たっぷりの庭も広がっています。基本は抹茶と季節の和菓子セットですが、煎茶、昆布茶、珈琲、ジュース、また甘酒なども選択可。井の頭公園の紅葉を楽しんだ後は、雑踏を抜けて、ゆっくりとしたお茶のひとときを。TEL:0422-46-9871

【11月の
RESTAURANT】

京橋のうどんすきの老舗「美々卯」

泉州・境に200年続いた料亭の京橋店。うどんすきは特に好評です。ランチの「点心弁当」(写真)はおすすめ。口取り、刺身、天婦羅、うどん(そば)、ごはん、デザートで、2000円。外観は200年の歴史を物語って。落ち着いた店内は、節気の飾り、生け花など、季節に合わせたしつらいに。大小の個室があってグループでも。TEL:03-3567-6571

[11月のBOOK]


『平凡』 角田光代著 新潮文庫

人気料理研究家になったかつての親友、春花が、訪れた火災現場跡で主婦の紀美子にした意外な頼みごと。表題作のこの「平凡」をはじめ、人生のわかれ道をゆき過ぎてなお、選ばなかった「もし」に心揺れる人々を見つめる六つの物語。直木賞作家、角田光代の、どれもがドキリとさせられる傑作短編小説集。2019年8月1日刊 520円


【10月のCAFÉ】

★美術館、文学館の
 CAFÉ
 

ちひろ美術館の「絵本カフェ」

東京の練馬区下石神井にある「ちひろ美術館・東京」は、いわさきちひろが数々の作品を生み出した自宅兼アトリエ跡にある世界初の絵本専門美術館。今年、開館42周年を迎えます。ちひろの愛した庭を眺めながら楽しめる「絵本カフェ」には、季節のスイーツやスープ、ノンカフェインのドリンクなど、心も体もほっとするメニューが。TEL:03-3995-0612



近代文学館内のブックカフェ
「BUNDAN COFFEE & BEER」(ブンダン)

目黒区の「駒場公園」内に。日本文学史を彩る名作からマニアが喜ぶ稀少本まで、約2万冊がそろう圧巻の書棚、どの本も自由に読めます。メニューは、宇野千代のカレー(写真)はじめ、森瑤子の「ヨロン丼」など、一つ一つに物語が。気になる一冊を手にとって、フードやドリンクと一緒に、現代の「文学」を満喫できます。TEL:03-6407-0554

【10月のCINÉMA】

イギリス映画「マイ・ブックショップ」

イギリスの海辺の小さな町で、本好きの女性が独力で書店を開くというストーリー。保守的な町で、有力者の反対に会うが、老紳士や少女の協力を得て、何とか開店にこぎつけるが・・・素朴な景観をとらえた美しい映像で、元出版人としては心打たれる作品でした。ヒロイン役は、エミリー・モーティマー。監督は、イザベル・コイシェ

[10月のBOOK]


「東京の森のカフェ」棚沢永子著 書肆侃侃房

書店でたまたま見つけた1冊。「私にとって東京の森のカフェは、ささやかな旅の途中で寄った止まり木のような場所だ」と著者は述べます。「森へのいざない」、「公園へ行こう」、「森の隠れ家」、「文化の森、みんなの森」に分けて、36店を紹介。今月をふくめ、うち9店は私も行ったカフェ。残りをクリアしなくては! 2017年7月7日刊 1300円


【9月のRESTAURANT】

★夏バテは
 中華料理で回復

御茶ノ水駅前「銀座アスター御茶の水賓館」

本店と並ぶ銀座アスターを代表する店舗のひとつ。神田駿河台の高台に立つ新お茶の水ビル21階からのパノラマのような眺望を楽しめます。ランチセットは2300円から5種類、コース料理は8000円から4種類、ほかにアラカルト(写真は五目焼きそば)も色々。各種パーティー、家族での会食など、幅広く利用できます。TEL:03-3293-8011



荻窪ルミネ5階「南国酒家&natural」

2018年5月にオープン。都心にしかなかったちょっといい中華レストランが荻窪にも登場です。海老チリや酢豚、麻婆豆腐などの定番料理の他、&naturalオリジナルのメニューが。1500円以下のランチは、土日祝日にも(写真は、広東チャーハンセット)。席は52席あるので、ゆったり味わえます。TEL:050-5595-6917

【9月のCAFÉ】

日比谷公園内の「スポーツステーション アンド カフェ」

東京オリンピック・パラリンピックに向けた1つの拠点にと、2018年11月23日オープン。公園内にはおしゃれなレストランもあるけれど、気楽さから言えばここが一番。カレーセットで880円。ドリンクだけなら300円。テラス席もあって、一人で読書する人、パソコンに向かう人も多い。鶴の噴水の近くで、私の御用達のカフェ。 TEL:03-6205-8305

【9月のCINÉMA】

社会派サスペンス「新聞記者」

韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李のダブル主演、監督は藤井道人。真実に迫ろうともがく若き女性新聞記者と、政権の暗部に気づき選択を迫られるエリート官僚。そんな2人の対峙と葛藤の中で、驚くべき事実が明らかになってきます。テレビドラマとは違う迫力の、お勧めの映画です。

[8月のPARK]

杉並区立の緑あふれる「天沼弁天池公園」

JR荻窪駅北口から徒歩10分。かつてはこんこんと水の湧き出る“天沼弁天池”がありました。現在は小さな弁天様があるだけですが、池と周囲の豊かな緑は、地域のオアシスになっています。公園内には郷土博物館分館があり、身近で親しまれる博物館活動を展開。9月29日までは「杉並に路面電車が走っていた頃」の写真展示中。

【8月の蕎麦屋】

神田淡路町の老舗「藪そば」本店

暑いときはサッパリ麺類で。「藪(やぶ)」といえば、「更科」、「砂場」と並び、蕎麦御三家の一つ。江戸末期の流れをくみ、「美味しいおそばを気持ちよく」というテーマで、来年140年目を迎えます。2014年に新築の店舗は緑に囲まれ、東京を忘れます。旬のそばとしては、じゅんさいそば、冷やし茄子そば(写真)などがおすすめ。TEL:03-3251-0287

【8月のCAFÉ】

武蔵野の緑豊かな「ムサシノはけの森カフェ」

JR中央線の武蔵小金井駅から徒歩12分。はけ(国分寺崖線)の斜面に建つ切妻屋根の和洋折衷の建物は、洋画家・中村研一氏の邸宅として、1959年、佐藤修三氏により設計されたもの。故中村氏の「はけの森美術館」の敷地内にあり、2017年、カフェとして再開。中村家の家庭料理のイメージのランチとお茶が。東京のリゾートに。TEL:070-4435-4353

【8月のCINÉMA】

フランス映画「アマンダと僕」

テロが横行する現在のパリの社会情勢をバックに、姉を喪った青年デビットが、母を亡くした姪アマンダ(7歳)の世話を引き受けることによって、哀しみを分かち合い、寄り添って生きようとする感動の物語。青年役はヴァンサン・ラコスト、少女役はイゾール・ミュルトリエ、監督はミカエル・アース。今年一番の映画でした。お勧め!

[8月のBOOK]

「むらさきのスカートの女」 今村夏子著 朝日新聞出版

第161回芥川賞受賞作。近所の「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が、気になって仕方がない〈わたし、黄色いカ―ディガンの女〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすよう誘導する、狂気と紙一重の滑稽さ。今までの小説には描かれなかった世界。芥川賞とは何かを考えさせられる作品。2019年6月30日刊 1300円


【7月のRESTAURANT】

★パリ祭だから
フレンチレストラン

日比谷松本楼「ボア・ド・ブローニュ」

松本楼と言えば、1階のカレーライスが有名だけれど、本命は3階のここ。日比谷公園を窓いっぱいに、優雅で落ち着いた雰囲気の中、特別な気分で 本格フランス料理を楽しめます。オードブル、主菜、デザートのレディースランチは、上品でお得なコース。ワインの種類も豊富。熟練のソムリエが、要望に応じて選んでくれます。TEL:03-3503-1612



半蔵門の正統派フランス料理店「村上開進堂」

明治7年創業の洋菓子店とともに歩んできたフランス料理の店。平成2年に店舗を改築してからは、英国大使館の樹木を仰ぎ見ながら食事をする開放的なレストランに。現在は、伝統を重んじつつ、日本の旬の食材を用いたフランス料理が楽しめます。すべての料理が繊細で、正統派。店内は落ち着ける大人の雰囲気です。TEL:03-3261-4882

[7月のCAFÉ]

「サロン・ド・テ」スタイルで楽しむ「ル サロン ド ニナス」

新宿の小田急ハルク中2階。ゆったりと配置された椅子やテーブル、フランスのサロン・ド・テをイメージした落ち着いた内装の店内では、ゆっくりとティータイムを楽しめます。各種フレーバーティー、そして紅茶に合う定番のアフターヌーンティーセットから、オリジナルのデザートも充実。一昨年12月リニューアルオープン。TEL:03-6304-5025

[7月のBOOK]

「孤独という道づれ」 岸惠子著 幻冬舎

書名に魅かれて読んだが、内容はいかにも岸惠子らしい晩年の生き方エッセイ。24歳の時、結婚のため渡仏、出産、離婚。40数年のパリ暮らしのあと、現在はベースを日本に移し、女優として作家として、今なお活躍中。86歳には見えない「若さ」の秘訣は、「岸惠子」という矜持を保ち続けることにあるのかもしれない。2019年5月1日刊 1400円


[6月のCAFÉ]
★梅雨時は、
ホテルのラウンジで
ゆったり

神楽坂のアグネスホテル&アパートメンツ東京の「ティーラウンジ」

東京・神楽坂にある閑静な佇まいのプチホテル。大人の隠れ家のような雰囲気で、JR、地下鉄の飯田橋駅より徒歩5分と交通アクセスは抜群。一階のティーラウンジは、豊富な種類のハーブティーや紅茶、アフタヌーン・ティーセットも。 ゆったりとしたソファで、おしゃれなティータイムが楽しめます。TEL:03-3267-5505



東京ステーションホテルの「ロビーラウンジ」

JR東京駅丸の内南口直結の、超便利で、豪華なホテル。その1階のここは、人気の高いラウンジ、ソファ席が76席あるのに、いつも行列。 朝から夜まで、美味しい料理やスウィーツ、香り高い飲み物が味わえ、縦長窓から差し込む自然光が彩りを添えます。宿泊客でなくても、どなたでも優雅なひとときを過ごせます。TEL:03-5220-1260

[6月のBOOKS]

「好日日記」 森下典子著 PARCO出版

「二十四節気」と「茶室」を味わいながら、自分と向き合うというエッセイ。映画化された『日日是好日』の続編です。お茶を始めて40年の作者は、「どこかへ行こうとしなくても、私たちは、季節のめぐりの外ではなく、元々、その中にいる。だから、疲れたら流の中にすべてをあずけていいのだ」と綴る。2018年10月11日刊 1500円


[5月のCAFÉ]
★緑のなかで、
 美味しい珈琲を!

テラス席が最高の「ウエスト・青山ガーデン」

青山斎場の向かいの旧青山店がリニューアルして10年。緑いっぱいのガーデンテラス、室内ラウンジともに、平日でも行列が。4種のホットデザート、シャンパン等の「青山ガーデン」限定メニューをはじめ、ペット同伴可のテラス席など、数々の試みを盛り込んだ「ウエスト」のフラッグシップカフェ。TEL:03-3403-1818



花と珈琲の隠れ家カフェ「くろもじ珈琲吉祥寺」

吉祥寺駅北口から徒歩10分、庭師のオーナーが選んだ花であふれるカフェがオープンして1年半。店の内外には、大きな植木から小さな山野草まで、季節の珍しい草花が花器とともに並べられて。珈琲も紅茶も、手作りケーキも一味違う、一息つける癒しの空間です。オーナーの一草(isso)さんが、花から庭までの相談にも。TEL:0422-27-2732

[5月のCINÉMA]

グレン・クローズ主演の「天才作家の妻」

「ノーベル賞に輝いた傑作を書いたのは、実は妻だった!」という、夫婦の光と影が受賞を機に暴かれる心理サスペンス。夫への愛情と怒りに揺れ動く妻の心情を、グレン・クローズが余すことなく熱演。見逃せません。アカデミー賞主演女優賞ノミネート、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞受賞作。夫役:ジョナサン・プライス。監督:ビヨルン・ルンゲ。


[5月のBOOKS]

「牧水の恋」 俵万智著 文藝春秋

昨年、没後90年を迎えた歌人・若山牧水。その短歌はひろく愛誦されている。〈白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ〉、〈幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞけふも旅ゆく〉などの名歌とともに、その背景を、高校時代から牧水の短歌に共感し、影響を受けた人気歌人が描き尽す、スリリングな評伝文学。2018年8月30日刊 1700円


[4月のRESTAURANT]
★春だから公園を
 のぞめるお店で

井の頭公園のリストランテ「プリミ・バチ」

吉祥寺駅から徒歩3分。井の頭公園のすぐ近くの本格的なイタリアン レストランです。店名の「プリミ・バチ」とは「ファースト・キス」の意味。 料理は、イタリアで研鑽を積んだシェフが、エミーリオ・ロマーナ州の料理をベースに、洗練された味を提供。プリフィックススタイルのランチから、各種パーティーまで、目的に合わせて。TEL:0422-72-8202



日比谷公園の昔ながらの洋食「日比谷松本楼」

公園の中央に位置するレストラン。1階は「グリル&ガーデンテラス」。愛され続ける「ハイカラ洋食」に、パティシエ特製ケーキなど、 ランチ、ティータイム、ディナーまで、時間帯に合せて楽しめる空間。これからは日比谷の森が間近に広がるガーデンテラスがおすすめ。3階は本格フレンチの「ボア・ド・ブローニュ」ほか各種宴会も。TEL:03-3503-1451

[4月のCINÉMA]

ひとりの女性がもう一度、生きなおす「ともしび」

「まぼろし」「さざなみ」のシャーロット・ランプリング主演の、シリアスなドラマ。監督はアンドレア・パラオロ。彼女の長い悲鳴に始まり、字幕がいらないほど最後まで会話は少ない。ベルギーの地方都市を舞台に、人生の終盤に差しかかった主人公の生きざまを、丁寧、かつクールに描写。シャーロットファンには見逃せない、映画好きのための映画。


[4月のBOOKS]

「あちらにいる鬼」 井上荒野著 朝日新聞出版

父・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴の特別な関係に光をあてた問題作! 人気作家のみはるは、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木と男女の関係になる。一方、白木の妻の笙子は、夫の乱行を黙認、夫婦と娘二人の平穏な生活を保っていた。白木=鬼を通じて響き合う二人の心理描写はすごいとしか言いようがない。2019年2月28日刊 1600円


[3月の甘味店]
★歴史あるお店を
 ご紹介

リニューアルオープンの「とらや赤坂店」

室町時代に京都で創業したこの店。3年間の建て替え工事を終えて、昨年10月、新たにスタート。扇状の建物は、内装に檜材を使ったくつろげる雰囲気。地下がギャラリー、1、2階が売り場、3階が茶寮に。いわば和菓子を通じた日本文化の発信地。都心の森を借景に、美術品のような和菓子を、買ったり、目で楽しんだり、味わえます。TEL:03-3408-4121



神田の老舗甘味処「竹むら」

創業は昭和5年。かつて池波正太郎氏が好んで通っていたという甘味処、和菓子店で、揚げ饅頭をお土産として購入したとか。店舗は東京都選定歴史的建造物に選定されています。ここ千代田区神田須田町界隈は、「やぶ蕎麦」はじめ、鮟鱇鍋の「いせ源」、鳥すきの「ぼたん」など、昭和の香りがする建物が、今も並んでいます。TEL:03-3251-2328

[3月のCINÉMA]

「マスカレード・ホテル」

原作・東野圭吾、監督・鈴木雅之、主役・木村拓哉というゴールデントリオ。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、ホテル・コルテシア東京で殺人が起きると断定し、潜入捜査を行う。フロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴いていく過程は、劇場ならではの迫力。かつてのキムタクはもういませんでした。


[3月のBOOKS]

「それでも空は青い」 萩原浩著 角川書店

『明日の記憶』で本屋大賞、『海の見える理髪店』で直木賞を受賞した著者の新刊。人間関係に正解なんてない、人づきあいに悩む背中をそっと押してくれる7つの物語。どれもスポーツ好きの主人公が、思いがけない出来事に巻き込まれてという展開。一作一作に、驚きと癒しが隠されている。短編集は初めてだが、読後感は爽快。2018年11月29日刊 1500円


[2月の
RESTAURANT]

★寒いからデパートの
中のレストラン

伊勢丹新宿店5Fの「ライカ 賚果(RAIKA)」

リビングフロアの一角にあるレストラン。料理やデザートに「旬の厳選フルーツ」をふんだんに使った、新感覚の食事が味わえます。また店内は、「器」・「家具」・「内装」にもこだわり、アットホームな雰囲気。リビングフロアで家具や食器を選んだあとは、そのままここで食事やお茶を。私の行きつけの、秘密にしておきたいお店です。TEL: 03-3359-2661



小田急百貨店新宿店8Fの「カフェ・トロワグロ」

50年に渡り、「ミシュラン」三ツ星を獲得しているフレンチの名店「トロワグロ」。そのテクニックを駆使した本格的なフランス料理を、気軽に堪能できるのが、この「カフェ」。オードブルも、主菜も、デザートも選べるプリフィックスメニューで、味抜群、窓からの眺めよし、交通の便よしでお勧めです。ランチコースで2200円から。TEL:050-5596-5861

[2月のCINÉMA]

「バルバラ…セーヌの黒いバラ」

人生とは愛であり、哀しみであり、歓びである―というバルバラ(1930~1997年)。「ナントに雨が降る」、「黒いワシ」、「わが麗しき恋物語」など多くの名曲を残した歌姫の激情のドラマ。監督はマチュー・アマルリック。主演はジャンヌ・バリバール。本人よりバルバラらしいと讃えられた歌と演技に魅了。パリとフランス語とシャンソンの世界へどうぞ。


[2月のBOOKS]

「すぐ死ぬんだから」内館牧子著 講談社

大ヒット『終わった人』の著者が放つ女性の「終活」小説。78歳のハナは夫と営んでいた酒店を息子夫婦に譲り、隠居生活。女は60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだと、あの手この手を。夫は「ハナと結婚してよかった」と。その夫が倒れ、思いがけぬ人生が待ち受けている。前向きなラストシーンに拍手。2018年8月21日刊 1550円


[1月のCAFÉ]
★お正月に行きたい
和カフェをご紹介

谷中の茶席、「瑜伽庵(ゆかあん)」

日暮里駅南口から、谷中墓地を抜けてほぼ7分。骨董店「大久保美術」の2階にある茶席で、正座目線に作られた気軽な椅子式。作法無用で、抹茶と和菓子と季節のしつらえを楽しめます。外国人の客も多いそう。茶碗は年代物で好きなものを選べ、花器や、季節の茶花、香合、掛け軸なども、吟味されたものばかり。抹茶と和菓子で1000円。TEL:03-5834-2119



歌舞伎座タワーの「寿月堂 銀座歌舞伎座店」

老舗丸山海苔店が、日本茶の美しさを世界に伝えるために 始めた日本茶専門店。煎茶、ほうじ茶、抹茶、玉露などのお茶はどれも絶品。抹茶を使用したスイーツや海苔のサンドイッチ、パスタ などの軽食も。 設計はパリ店に続き、隈研吾氏。歌舞伎座の屋上庭園を臨む 3000本の竹に覆われた空間は禅の世界そのもの。庭園だけの利用も可。TEL:03-6278-7626

[1月のBOOKS]

「人生百年時代の『こころ』と『体』の整え方」 五木寛之著 PHP

五木流「いい加減」養生法のススメ。人生百年時代を程よく生きぬく、約70年間私が病院に行かなかった理由、病は「治す」のではなく治めるもの、などの項目が続く。老いが我が身に訪れていることを実感した著者が実践している、自分の「こころ」と「からだ」との付き合いかたが、率直に語られています。年の初めにどうぞ。2018年6月29日刊 1350円


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