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今回から、季刊にします!
2024年03月05日 [ No.133 ]
◎ 2013年2月10日、この「牧康子の部屋」をスタートさせた。今から十一年前、私はまだ六十八歳。若かった? 当時、私の初めての短編小説集『繭の部屋』(主婦の友社)を自費出版し、その時、「ホームページを作っておいたら」という、装丁をお願いした尾崎芳夫さんの提案で、この「牧康子の部屋」を開いたのである。 「ホーム」、「TOPICS」、「日々」、「小説」、「俳句」、「エッセイ」、「プロフィール」、「リンク集」という項目も尾崎さんが考えてくれた。 その時は、ホームページは一度開けば、あとは時々修正を加えるだけという認識だった。尾崎さんもそうだったと思う。そして月を重ね、年をふるごとに、修正を重ね、単なる「ホームページ」から、今の「メールマガジン」という形に成長していったのである。前回二月号で、丸十一周年、一三二回目になった。 自分でも、十一年間、毎月相も変わらず、こんな自分勝手なメールマガジンをよく続けてきたと思う。ウエッブデザインの尾崎さんもお付き合いくださったと思う。感謝している。 その間、二冊目の短編小説集『夢の夢こそ』(新潮社)、初めてのPHOTO俳句集『花のもとにて』(新潮社)も出版した。 さらに、この「牧康子の部屋」といっしょに、2013年から「フェイスブック」も始めた。これは、私の写真日記のようなもので負担にはならない。メールマガジンのネタ本として、むしろ役に立っている。 ところでこの秋、私もいよいよ八十代に突入する。それを機にメールマガジンもやめようかとも思ったが、そうするとボケてしまうかもしれない。だから私の余力のあるうちに、毎月という月刊から、年四回という季刊に切り替えようと思ったのだ。これもいつまで続けられるかわからないが、しばらくは春夏秋冬という季刊でやってみようと思っている。また、この形でお付き合いいただければ幸いだ。 ただ、12回を4回に減らすだけでは芸がないから、各項目とも、リニューアルして行こうと思っている。 まず、「PHOTO俳句」は好評なので、月刊の五句をいずれ七句に増やしたいとは考えている。俳句は毎月の句会で二十句くらいは詠んでいるので季節に幅を持たせれば、難しいことではない。花だけにしぼらず、樹々、鳥、自然へと句材ももっと広げたいと思っている。俳句だけだと、句を詠まない人にはつまらないと思うので、説明的ではない、イメージ写真をこれからも添えていきたいと思っている。 「日々」は、私の日常雑記だが、新たにタイトルを「PHOTOエッセイ『日々』」と変更したい。今までも写真を添えてきたが、これからも意識的に写真付きのエッセイにしたほうが親しみやすいと思っている。 「TOPICS」は基本的には変わらないが、従来は一か月単位のものを、三ヶ月単位にするので自ずと選ぶものも変わってくると思う。項目は、「NEWS」、「CAFE」、「RESTAURANT」、「CINEMA」、「BOOKS」などにしていたが、今回からは、「ART」、「SWEETS]なども加え、その号によってアトランダムに選んで、長短もつけようと思う。 特に店に関してはコロナの後遺症もあって、前にご紹介した店もどんどん消えて行っている。だから新しい店に限らず、前に紹介した店でもお勧めの店は再度取り上げるつもりだ。それに、今は「CAFE」、「RESTAURANT」の区別がなくなりつつある。これからは、「CAFE」ひとくくりで行こうと思っている。 「小説」、「俳句」、「エッセイ」は、機会があれば従来通りご紹介したい。中では「小説」は年々、応募状況が変わってきていて、出版社の新人賞は別として、今残っているのは私が近松賞を受賞した「さばえ近松文学賞~恋話~」くらいである。今後は新しい応募先を開拓する必要がありそうだ。 また、プロフィール、リンク集、イラストなども、季刊化を機に新たにリニューアルした。 季刊というと、今回の3月の春号、6月の夏号、9月の秋号、12月の冬号ということになる。引き続きご愛読いただければ、嬉しい限りだ。