私の簡単&節約家事のコツ公開
2018年11月05日
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「掃除、洗濯、買い物、料理作り置き、庭の手入れ。好きに選べて一時間、1620円から」こんな家事サービスのチラシが郵便受けに入っていた。 私が毎日やっている家事を人に頼めば、こんな料金がかかるのかと、興味深く読んだ。家事は好きでも、きらいでもない。自分でするのがあたりまえだと思っている。足腰が効かなくなったら仕方ないが、今はまだ他人には頼りたくない。家がきれいになれば気持ちがいいし、同時に節約もできる。 ■掃除は、はたき、ぞうきんを見直して 掃除は、最近、掃除機に頼りすぎていないか。掃除ロボットまで登場している。私は土日を自由に使いたいから、掃除は金曜日の午前中と決めている。まず、はたきがわりのハンディモップで、パソコンから、テレビ、チェストの上まで、ほこりをからめとる。次に掃除機をかけるが、狭い家だから時間はかからない。そのあと、雑巾の代わりに、ウエットシートを装着したモップで、拭き掃除をするのがポイント。特に、キッチンの床、ダイニングテーブルの下、洗面所の床などはていねいに。掃除機の届かないソファの下、ベッドの下も、これならさっと拭ける。これでほぼきれいになるが、シートは1枚、約30円。そのまま捨てるのはもったいない。モップの持ち手に巻き付け、家具や冷蔵庫の隙間などを拭く。最後は裏返しにたたんで、ベランダなどの外回りを拭く。真っ黒になってから捨てる。 トイレだけは、除菌もできるトイレ用のシートで、便器から床まで拭き上げ、トイレに流すだけ。これで掃除は終了。あとは目についゴミを時々拾えば、一週間、さっぱりと過ごせる。 ■洗濯物は貯めずに、なんでも洗濯機で 入浴のつど、下着や靴下を洗うまめな人もいるが、私は無精者だ。バスタイムはくつろぎタイム。体を洗い、ゆっくり浴槽につかったあと、浴槽内だけを洗う。 その代わり、洗濯機は少量でも毎日のように回す。目の粗さがまちまちの大、中、小のネットを揃えておき、それに洗濯物を分類整理して、洗って干す。小物干しも色々準備。 洗い方や洗剤に注意すれば、ほとんどの衣類、寝具が、自宅で洗える。衣類を買うときは、自分で洗えるものを選ぶ。最近、25万円もする洗濯物たたみ機まで登場したそうだが、論外だ。アイロンも、ほとんど手アイロン。クリーニングに出すのは、礼服や、冬物のいくつかのジャッケットや、パンツだけ。これは、大きな節約になっている。 ■食材や雑貨の買い物は、メモ用紙で管理 なんとなく買い物に出かけると、必要なものを買い忘れたり、余分なものを買ったり。だから以前はスマホのメモ欄を活用していた。でも現在は冷蔵庫にメモ用紙をマグネットで止め、調理中、足りなくなったものや、冷蔵庫の残り僅かなものを書き留めておく。歯ブラシなどの雑貨も同じ。買い物時、そのメモを財布に入れ、店で確認したら捨てる。また新しいメモを止めておく。スマホより簡単で、間違いもない。 でも予定外の美味しそうなもの、セール品などを見つけたら、迷わず買う。そうしないと、食卓がマンネリ化するから。 ■その他の家事は、「終活」を目標に 調理については以前書いたから省略。だから、いまのところ家事サービスを頼む必要はない。残るは、「終活」を意識した家中の整理と処分。これこそ自分にしかできないことだ。折に触れ、気になったものを処分し始めているが、こんなスピードではきっと追いつかない。あの世には何一つ持っていけないのだから。来年はこれをテーマに、実行していきたい。