私のリビング整理収納テクニック
2014年12月01日
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我が家のリフォームから、早や半年余。あのとき、徹底的に捨てたので、まだものははみだしていない。だから今のうちに、私の「整理収納テクニック」を、リビング中心にご紹介してみよう。 十年前のことになるが、定年退職後まず私が捨てたのは、不揃いの収納家具、エレクターシェルフ、ボックス家具などなど。その代り、アルフレックスのローチェスト七個を奮発してそろえ、リビングダイニングに並べた。そして、これに入り切れないものは、今でもすべて処分することにしている。 本や雑誌は、自分の手がけたものや、まだ読みたいもの、寄贈を受けたものは残し、チェスト四個分に収納したが、今のところ余裕はある。新刊本は基本的に図書館を利用することに。どうしても手元に置きたいものだけ、購入している。 大きな紙袋にいくつもあった、お気に入りのドラマ、映画、音楽のビデオ、CD、DVD、レコードなどは、CDやBRにダビングしたら、無印良品の専用ファイル四冊に、コンパクトに納まった。今は、チェストにちんまり並んでいる。 そして書きためた小説やエッセイ、俳句などの作品は全部パソコンに入れた。住所録や、手紙の下書き、読書感想文、写真などもしかり。USBメモリーに、全部バックアップしているのは言うまでもない。不要になったデータは、そのつど削除している。昨年、短編小説集をまとめたのも、大きな原稿整理の一つだった。 これ以外の、目に見えるものの整理には、残るチェスト三個分をあてている。シンプルな事務用品を、形をそろえ、色をそろえ、ラベルを貼って、駆使している。会社で使っていた、書類箱、ファイルボックス、ブックファイル、クリアファイル、A4封筒などを中心に、退社後同じものをアスクルに注文して、必要なだけ購入した。東急ハンズや、伊東屋、無印良品などへも、通った。 ●アコーディオンファイル まず月ごとに増える領収書、レシート、手紙、チケット、地図などは、クリアなアコーディオンファイルに分類整理して、目につくチェストの上に置いている。手紙は返事を書くまで、チケットや地図は利用するまで。それでも、年度末には膨らむが、年頭にはスリムになってまたスタート。 ●A4封筒&クリアファイル 手紙は、人別に封筒に分類。どうしてもとっておきたいものは、そのつど付箋をつけておき、年度末に書類箱へ。マンション関連資料や、同期会資料なども、目的別に封筒かファイルに分類整理している。 ●ブックファイル 領収書類は年度末にブックファイルに移し、二年たつと処分。その他の各種封筒類も同様に。 ●ボックスファイル 重要書類、医療関係、名簿類、旅行関連、俳句吟行関連、食事・カフェ関連など、ブックファイルに整理した物を、このボックスファイルに立てて収納。 ●書類箱 取扱い説明書、年賀状、手紙、封筒、便箋、ポストカードなどの手紙関連、文房具予備などに分類して、重ねて収納。 ●デスク 抽斗が二つあるので、右は小説関連、左は俳句関連。抽斗の中は、さらにクリアファイルで分類整理。 ●未決箱 その日の新聞切抜き、行ってみたいイベントのチラシ、欲しいもののカタログなど、とりあえず入れておくところ。答えが出たものは、速やかに処分。溢れないよう注意する。 こうして書き出してみると、面倒なようだが、一度自分のシステムを確立してしまえば、すべてスムーズに進行していく。気が向いたら、ぜひお試しください。